ENEOSオーシャンでは、一人ひとりの「こうありたい」に応えるために、
陸上職・海上職を問わず、充実した教育制度を整えキャリア形成をバックアップしています。
ENEOSグループの一員として、社会人として必要な基礎知識の修得を行う新入社員研修を皮切りに、キャリアデザインやスキルアップなどさまざまな研修を用意しています。なかでも、船内生活を体験する乗船研修は、陸上職としての業務遂行に役立つと同時に、海上職との交流を通じ相互理解を深めています。
ENEOSオーシャンでは、
「共通研修」「選抜研修」「階層別研修」「その他研修」の4つのカテゴリーを設け、
その中から各階層に応じた研修を受けることができます。
船舶運航を実際に見聞し、海運会社社員としての運航実務の常識を養うとともに、船内生活を体験し、海上従業員の日常生活を理解することにより、陸上業務の向上を図ります。
若手を対象とし、海外研修をとおして、本社と密接な関係にあるシンガポール現地法人の業務内容把握、および船会社社員としてのグローバルな幅広い視野を身に着け、今後会社の中核としての成長を促します。
選抜社外研修を実施し、管理職としての総合的能力のレベルアップを図るとともに、他会社社員と切磋琢磨できる環境を設定することで、より高い目的をもって自己研鑽に取り組みます。
英語使用頻度の高い部署の従業員の英会話能力向上および、各自のスキルアップを図ります。
新入社員や後輩のよき相談相手となるべく、先輩社員としての役割や心構えを認識し、必要なコミュニケーションスキルを習得します。
各階層別の意識改革、全社的な視点の醸成、職場での業務改革、問題解決のスキル向上を図ります。
自己の業務遂行に必要な能力・スキルを補強・向上させ、様々な部門・事業所で活躍する他の受講者と交流することで、相互理解を深めます。
海上職の人材育成の基本はOJT(On-the-Job Training)です。特に、入社して1年間は「養成配乗」と呼ばれる育成制度を通じて三航機士を目指します。二航機士に昇進後は定期的に陸上勤務に従事。本社で運航管理に携わるほか、バースマスターとして全国各地のENEOSターミナルへの出向やシンガポール現地法人での海外勤務があり、その際、配置転換者教育を受講します。
ENEOSオーシャンでは、海上職の新入社員(次席三航機士)に対して1年間の育成期間を設けています。まず、3ヵ月間の「外航船研修」で外航船に乗り、航海と荷役を一通り経験します。その後、1ヵ月間の休暇を挟んで、3ヵ月間の「内航船研修」へ。内航船は外航船よりも荷役の回数が多いため、乗船中は荷役のノウハウをしっかりと学びます。その後、再び1ヵ月間の休暇を挟み、最後は3ヵ月間の「内航船最終研修」を。これを無事に終えると、晴れて三航機士に昇進します。じっくり時間をかけて外航船と内航船の両方を経験することで、海上輸送のプロフェッショナルを育てていきます。なお、育成期間中であっても、新入社員(次席三航機士)の給与は正規の三航機士と同等です。
対象:次席三航機士
[ 乗船期間3ヶ月 ]
対象:次席三航機士
[ 乗船期間3ヶ月 ]
対象:次席三航機士
[ 乗船期間3ヶ月 ]
海上職のキャリアアップに欠かせないのが陸上勤務です。まず、三航機士として乗船経験を積み、25~26歳で二航機士に昇進。その後、31~32歳で一航機士に昇進する前に、2年間の陸上勤務を挟みます。そして、41~42歳で船機長に昇進する前に、3年間の陸上勤務に従事。船長や機関長に就任後は、3年ごとに海上勤務と陸上勤務を繰り返します。海上勤務で安全運航のための海技力を培い、陸上勤務で安全管理のための船舶管理を習得し、総合的にハイレベルな海技者を目指します。
総合的に
レベルの高い
海技者を目指す