#陸上職

INTERVIEW02.

世界を巡る船を
船舶保険によって
リスクから守る

A.S

2019年入社 国際教養科学部 卒

海外とつながる仕事がしたいと、当初は航空業界を中心に就職活動を展開。就活イベントで海運業界を知ると、空ではなく海という手段もあることに気づき、海運会社を第一志望に。本社の立地の良さと、陸上職には国内転勤がないことに魅力を感じてENEOSオーシャンに入社。

SECTION.01

入社して最初に配属されたのは企画部です。社内会議の資料作成や予算策定の業務など、経営を支える仕事に携わりました。2年後、初めての異動でLPG船部へ。管理部門から営業部門に移り、仕事内容はガラリと変わりました。LPG船部では、当社が所有するガス輸送船をENEOSグループ内のガス事業会社に貸し出し、円滑な海上輸送ができるようにサポートするのが仕事。それゆえ、お客様と船との間に立ち、窓口の役割を担います。
例えば、入港時の検査でトラブルが発生した場合、船長から連絡をもらい次第、すぐにお客様に報告します。船は24時間動いているので、いつ、どんな連絡があるか分かりません。定時になれば、その日の業務が終了する企画部とは異なり、担当船が航海を終えるまでは、休日も落ち着かないものです。大変ではありますが、関係部署と連携し合いながら、トラブルを解決し、無事に担当船が海上輸送を終えた時は大変うれしく、やり遂げた達成感を覚えました。

SECTION.02

LPG船部に2年間在籍した後、管理部門の業務部へ。業務部の仕事は大きく分けて保険と法務があり、部内は二つのグループに分かれて業務に当たります。私は保険関連の業務1グループに属し、主に船舶保険業務を担当しています。船舶保険には、船体に関わるものもあれば、船員の疾病などに対するものもあり、種類はさまざま。万一に備えて、そうした保険を契約するのですが、加入や更新の時期が異なる上、自社管理船は約50隻もあるので、手続きや精算業務は常に発生します。
営業と管理、両方の部門を経験して思うのは、仕事の全体像を把握するスパンが異なるということ。営業部門は担当船の航海期間が基準になりますが、管理部門は1年かけないとすべての流れが見えてきません。一つのことにじっくりと取り組みたい私には、管理部門が性に合っており、いまの仕事に満足しています。だからこそ、保険業務を完璧にマスターし、「保険のことならこの人に!」といわれるような存在になりたいと思っています。

SCHEDULE

SCHEDULE

スケジュール
  • 10:00~11:00

    部内打ち合わせ

    業務1グループのメンバーが集まり、保険の更新の状況などを情報共有。気になることがあれば、上長に相談。

  • 11:00~11:45

    保険関連の手続き

    保険会社から届いた更新書類のチェックや保険料の確認。書類が揃えば、保険会社へ発送する準備を行う。

  • 11:45~12:45

    昼食

    出社のタイミングが合えば、同期と一緒に会議室などで食べる。コンビニで買ったり、お弁当を持参したり。

  • 14:00~15:00

    来客対応

    保険会社の担当者と対面で打ち合わせすることも少なくない。業務に慣れるため、積極的に打ち合わせに参加。

QUESTION AND ANSWER

  • ワークライフ
    バランスは?

    自分の予定に合わせて仕事を進めることができるため、週2日はリモート勤務をしています。休暇も取りやすく、この前は5泊7日で念願のクロアチア旅行へ。オレンジ屋根の街並みが素敵でした。

  • オフの過ごし方は?

    現在の部署は定時で退社できる日が多いため、横浜駅周辺で買い物をしたり、スポーツしたり。大学時代はグランドホッケー部だったので、神奈川県内のチームに入り、月に一度プレーしています。

  • 同期はどんな存在?

    仕事はもちろん、プライベートな話も気軽に相談できる仲で、社内で一番話しやすい存在です。コロナ禍で飲み会を控えていたのですが、先日久しぶりに開催しました。やっぱり同期はいいですね!

RELATIONSHIP

RELATIONSHIP

テキスト

保険業務で関わる人は、社内外、多岐にわたります。異動した当初は、海外との関わりがないと思っていましたが、イギリスやアメリカなど海外が拠点の保険もあり、そのやりとりで現地の方と打ち合わせすることもたびたび。英語を使う機会もあり、海外とつながる仕事がしたいと思っていた私には理想的な職場です。

MESSAGE

海運業界を第一志望にして就職活動を行いましたが、それに固執せず、「海運とその他の業界」という軸で、幅広く企業を見るようにしました。おかげで、さまざまな業界・職種と比較しながら、海運業界を研究することができました。目指す業界を絞りすぎない――。これはぜひ皆さんにアドバイスしたいことです。私自身、就活を始めた頃は航空業界を目指していました。たまたま就活イベントで海運業界を知ったわけですが、どこに出会いがあるか分かりません。いろんな会社を見て、自分の納得がいくまで就活を続けることが大事だと思います。
もし、少しでもENEOSオーシャンに興味を持たれたなら、ぜひ一度、船を見てもらいたいですね。そのスケールに圧倒され、ワクワクすることでしょう。そして会社もとても魅力的! また大企業ではないからこそ、いろいろな業務に携わるチャンスがあり、自分に合った仕事に出会えると思います!