#陸上職

INTERVIEW03.

より安全に効率よく
原油の海上輸送を
陸からサポートする

M.I

2021年入社 文学部 卒

学生時代に力を入れていた英語を生かして働きたいと、ENEOSオーシャンに入社。2年間の総務部勤務を経て、原油船部へ。オペレーターとして原油船の運航管理に携わる。船長をはじめ、関係各所とのやりとりは原則、英語。念願の英語を使う仕事にやりがいを覚える日々。

SECTION.01

世界を舞台に視野を広げながら、新たな可能性や価値をつくり出すことに挑戦したい。そんな思いのもと、就職活動を進めていく中で興味を持ったのが海運業界でした。海運ならではのダイナミックな印象に加え、世界と日本を“つなぐ”役割に魅力を感じたのです。
数ある海運会社の中からENEOSオーシャンを希望したのは、ENEOSグループ内の資源を運ぶインダストリアルキャリアとして、日本のインフラを下支えする重要な仕事を担っているから。ここでなら、社会に貢献していることを実感しながら働くことができると思ったのです。
実際、私が入社した当時はコロナ禍真っただ中で、人やモノの動きが制限。そうした中でも当社は原油などのエネルギー輸送をストップさせることなく、人々の暮らしを支え続けました。たとえコロナ禍のような未曾有の事態でも、決して止めてはいけない。それが私たちENEOSオーシャンの使命であり、そんな仕事に携われることに誇りを感じています。

SECTION.02

現在、私は原油船部に所属し、日本と中東を行き来する原油船の運航管理を担当しています。いわゆるオペレーターといわれる業務で、お客様であるENEOSと船の間に立ち、船が安全に運航できるようにサポートします。いつ、どの港で、どんな種類の原油を、どのくらい積んで、日本に届けるのか。お客様のご要望に応えるべく、船長をはじめ、港湾関係者と連携しながら業務に当たっています。
例えば、港によって入出港に必要な書類が異なるため、港の代理店とやりとりの上、船長に書類の提出を指示したり、船を動かすための燃料を手配したり。
万一、台風が発生すれば、最新情報をキャッチして船長に伝え、最適航路を検討してもらうことも。
総務部から異動した当初は、用船契約や船舶保険など専門用語に戸惑いましたが、周囲のサポートもあって、今では3、4隻の船を任されるように。どの船もトラブルなく無事に航海を終えると、安心するとともに大きなやりがいを感じています。

SCHEDULE

SCHEDULE

スケジュール
  • 9:00~9:30

    船舶動静チェック

    出社して真っ先に行うのが、担当する船の位置情報を確認すること。夜間、問題なく動いていたかをチェック。

  • 11:00~11:45

    部内でのミーティング

    部内のオペレーターが集まり、それぞれの担当船の現状を報告し情報共有。トラブルを未然に防ぐ意味合いも。

  • 12:45~15:00

    精算業務など

    燃料だけでなく、港湾利用料金や保険料など、一度の航海でかかる費用は多く、その精算業務も担う。

  • 15:00~17:30

    船とのコミュニケーション

    船長は外国人の場合も多いので、船への連絡は英語によるメール。ENEOSからの指示などを船に送る。

QUESTION AND ANSWER

  • ワークライフ
    バランスは?

    テレワーク制度やワーケーション制度などが導入されて働きやすい環境です。私の場合、いつ船から連絡があるか分からない緊張感があるので、時折、在宅勤務にしてリフレッシュを図っています。

  • オフの過ごし方は?

    フレックス制度を利用して、朝8時半から仕事を始め、午後4時には退勤することも。都内に出向いて、学生時代の友人たちとごはんを食べたり、話題のお店に出かけたりして楽しんでいます。

  • 同期はどんな存在?

    同期7名は頼りになる存在! それぞれ配属が異なるため、他部署の業務で分からないことがあれば、気軽に教え合います。業務外でも仲が良く、先日は河口湖にある保養所へ遊びに行きました。

RELATIONSHIP

RELATIONSHIP

テキスト

船は24時間、365日動いているので、いつ何が起こるか分かりません。だからこそ、少しでも気になることがあれば、そのままにせず、すぐに関係各所と情報共有することを徹底。自分の中で問題を抱え込まないようにしています。そうすることで、トラブルを未然に防ぎ、オペレーターとしての知識やスキルの修得に努めています。

MESSAGE

今思うのは、就活ではいろいろな業界や会社を見ることが大切だということです。私自身、「世界を舞台に」「英語を使う仕事」の2点を基本軸に就活を始めましたが、まさか海運業界に進むことになるとは夢にも思っていませんでした。しかしながら、会社説明会に参加したりインターンを経験したりする中で、その魅力に気づき、志望するようになりました。もちろん、会社を知ることだけでなく、自分の興味や適性を理解することも大事です。
自分はどんなことが好きなのか。何に興味があるのか。どんな働き方をしたいのか。5年後、10年後、どうありたいのか。自らを深掘ることは、就活中だからこそできること。突き詰めて考えてみることで、自分に合った会社で働くことができるのではないでしょうか。とはいえ、まずは学生時代を思いっきり楽しむことが一番! そうする中で見えてくることもあるはず。誰もが納得のいく道に進めるように、皆さんの就活を応援しています!